両親が離婚に反対!これって法的に離婚に影響があるの?

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「離婚をしたい!」と思っていざ、自身の両親へと相談した場合、その両親が「離婚なんて」と反対をしたとしましょう。
この両親からの離婚への反対意見は、法的にはどのような影響力があると思いますか?

「もしかして、両親から離婚を反対されたら、本人同士が離婚したいと思っていても離婚出来ないのかもしれない…」と考える人もいるかもしれません。
しかしその答えは「NO」です。

離婚をするのは結婚をしていた夫と妻、この2人の問題です。
いくら双方、または片方の両親が離婚に反対していようが、「法的」には離婚は可能なのです。

法律上では、夫婦が離婚に同意しているのであれば、後はそのまま離婚届に判を押して提出するだけで離婚出来ます。

この離婚届には「保証人2名の署名押印」が必要となるのですが、実はこの保証人、第三者なら誰でも大丈夫なのです。

ですから離婚したいと考えている夫婦の両親が離婚に反対して保証人になってくれなくても、信頼できる友人知人にお願いするといいでしょう。

その場合、保証人をお願いする人は反対している両親が逆らえないような立場の人にお願いすると、両親もあまり強く反対意見を出してくる事はありません。

両親に納得してもらってから離婚した方が良い理由

離婚をしようと決意した時に、両親に反対されたまま離婚するのと、納得してもらってから離婚するのとでは、その後の関係が違ってきます。

例えばもしも離婚に納得してもらえないまま離婚をしてしまうと、「実家に頼れない」という問題が出てくる事があるのです。

小さい子供がいるので、実家に戻って両親に子育てを手伝ってもらいながら生活しよう、と考えている場合、それが上手くいかなくなります。

子供がいなくても、経済的に苦しいので実家に戻って暮らそうと思っていても、離婚に納得しなかった両親がそれを許してくれないという事もあります。

厳しい両親の場合ですと、「勘当」を言い渡されたり、「親子の縁を切る」とまで関係が悪化してしまう事もあるでしょう。
こうなってしまっては、後々何かトラブルが起こって自分で解決出来ない時や、再婚を決意した時、または両親の財産分与の件でもややこしくなってしまいます。

しかし両親に離婚に納得してもらってから離婚をした場合ですと、両親も可愛い自分の子供が実家を頼ってくる事を、すんなりと許してくれるでしょう。

両親に子育てを手伝ってもらえる、経済的に援助を受けられる、孤独感を癒してくれる、財産の生前分与を受けられるといったように、メリットの方が大きいのです。

両親が離婚に反対するのは「我慢不足」だと思っているから

貴方のご両親が、貴方達の離婚に対して良い返事をしないのは、「この子は我慢が足りていない」と思っているから、という事が考えられます。
ご両親は「夫婦は結婚したら共に助け合っていくもの、苦労も付きものである」と思っているのです。

ですから貴方がいくら「こういう理由があって離婚したい」と話したとしても、「我慢すれば済む事だ」と考えてしまうのでしょう。

特に初婚のまま長年連れ添ってきて離婚危機も回避したご両親の場合ですと、「自分達は離婚しなかったんだから我慢できるはずだ」という気持ちがあるのです。

ここで「両親にも解ってもらえない」と諦めてしまってはいけません。
ご両親が納得できるような、離婚の原因や離婚したい理由、離婚しなければこの先自分がちゃんと生活できないといった理由等を説明しましょう。

特に「離婚しなければ精神的(または肉体的に)辛い」という事を訴えるのです。
不眠症や拒食症等の病といった形でストレスが現れている場合は、診断書を取って両親へと見せるのも手でしょう。

「自分の子供が離婚しなければならない所まで追い詰められている」と知ってもらえれば、ご両親も離婚に納得してくれるはずです。

「世間体」を気にしてしまい子供の離婚に反対する親もいる!

貴方が離婚したいと考えているという意思をご両親に告げた時に、「離婚は恥ずかしい事だ」、「離婚なんて周りから何て言われるか」とご両親が渋ったとしましょう。
このように「周りの目や世間体を気にしている」という事から離婚に反対をするご両親は、意外と多くいるのです。

「子供が別れたいと言っているのに、どうして両親は世間体ばかり気にするのだろう」と悲しくなるかもしれません。
しかしご両親は離婚に対してとてもネガティブなイメージを持っているあまりに、このような態度を取ってしまうのでしょう。

こうして世間体を気にして離婚に反対するご両親は、例えば会社の重役であるとか、プライドが高いというような特徴があります。

本家と分家に分かれているような家柄であったり、閉鎖的な土地で暮らしている場合も、このように周りの目を気にしてしまうのです。

世間体を気にするご両親に離婚を納得してもらうのは、なかなか難しい事でしょう。
でも我が子が嫌いで言っているのではなく、ご両親の中にどうしても譲れないプライドが存在しているのです。

こういったご両親に、離婚に納得してもらうのは時間と労力を要すると思いますが、話し合っていく内に離婚をしたいという気持ちを解ってくれるでしょう。

離婚後の夫婦や子供の経済面が心配で離婚に反対する事もある

「離婚をして、その後にどうやって生活していくの?」、「離婚後に子供をしっかり育てられる位の経済力はあるの?」と心配になるご両親もいます。
こういった「経済的な理由」で離婚に反対をしているご両親の場合は、「経済的に困ったら親を頼ってくるのではないか」という事が気になっているのです。

幾ら実の親でも、立派に社会人として生活できる子供をいつまでも養ってはいけませんし、高齢である場合は孫の世話も十分に出来ないかもしれないでしょう。

ご両親が心配している経済面をしっかりと伝える事で、離婚に納得してもらえる確率が高まります。

例えば離婚をしようと思って経済面の事で反対を受けたとしたら、「○○という仕事に就いて毎月何十万の給与がもらえる」等と伝え、ご両親を安心させましょう。

離婚をする前から1人でも暮らしていけるような給与の貰える職に就くか、目星をつけておく、または就職活動をしておく事がおすすめです。

そして夫婦の間に子供がおり、その子供を引き取る、または養育費を支払う場合も、「子供に対してお金の心配は要らない」という事も伝えましょう。

自身が働いている間に子供を世話してもらえる託児所や保育園といった施設、ベビーシッターを探しているという話も耳に入れておくといいでしょう。

こうして「離婚後も経済面は心配がない」と伝えておけば、ご両親も離婚に反対意見を述べなくなります。

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