離婚の交渉は思った以上にパワーが必要

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相手に離婚を切り出して無事に離婚を終えるまでには、自分が思ってた以上にパワーが必要になります。離婚は自分達二人だけの問題ではなく、双方の両親・仲人・子供・時には共通の友人などを巻き込んで話し合いをしなければならなくなるからです。

双方の両親や子供との話し合いは必須ですが、根回しをしっかりしておかないと共通の友人などから勘違いも甚だしい説得などを受けてしまう事もありますから注意が必要です。

離婚の交渉はお互いに離婚の決意を固めるためのものの他に、養育費や慰謝料、そして財産分与をどうするかといった事も必要になってきます。

夫婦仲が冷め切っている場合は離婚についてはお互い同意をしているものの、その後の慰謝料と財産分与と親権などについて折り合いがつかない事が多々あります。特に慰謝料や養育費などを支払わなければならない側が渋る事が多く、離婚に同意をしてもらえない事もあります。

そのような場合は法的な手段も考えなければならないのでその準備も必要ですし、離婚が無事終了するまでは落ち着かない日々を過ごしてしまう事もしばしばあるようです。

協議離婚は夫婦の話し合いで精神的な負担に

協議離婚は夫婦の話し合いで様々な事を決めて離婚をするため、既に冷め切っている相手と慰謝料・財産分与・親権・養育費などについて話し合いをしていかなければなりません。相手と口もききたくない人や、ほとんど相手と話をしないまま生活していた人にとっては精神的に大変な負担となります。

既にお互いにいたわり合う気持ちが全く無ければ話し合いをしても言い合いになってしまう事もあり、お互い譲らずに話が全く進まない場合も多々あります。

そのような場合は互いの両親などを交えて話し合いをする事もあると思われますが、双方の両親共に自分の子供の味方をする事は必至なので、話し合いにいる全員がつまらない思いをしてしまう可能性があるのです。ある程度夫婦間で話がまとまれば、後は離婚届を提出するだけなので離婚の種類の中では簡単な方法だと思われます。

しかし慰謝料などの取り決めをしっかりと法的に有効な文書として残しておかなければ、言った言わないの水掛け論となってしまい、結局支払ってもらえなくて泣き寝入りをしてしまったという事にもなりかねません。

協議離婚ではとにかく離婚出来れば良いと思っていても、今後についてしっかり話し合いをしておくことが肝心です。それによってその後の経済状況が変わってくる事も多いです。

離婚完全ガイド

しかし話し合いは精神的な負担も大きく時には言い争いになる事もあるのである程度精神的に負担になる事については覚悟が必要と言えるでしょう。

相手が離婚に応じない…調停離婚にかかる労力とは?

相手側が別れたくなくて離婚に応じない場合や、財産分与・慰謝料・親権・養育費などの話し合いで折り合いがつかなくて離婚を拒否されている場合に、それでも離婚を進めていきたいと考えるのであれば法的な手段で離婚を進めていく事が出来ます。

調停離婚は家庭裁判所を通して離婚を進めていくので協議離婚に比べると手続きなどが面倒ですし、多少の費用もかかります。

調停離婚は自分で申し立てを行う事も出来ますが、裁判所を通すので相手が弁護士を入れてくる可能性も高く、その場合は自分が不利にならないように自分も弁護士を立てる事を考えなければなりません。

弁護士を間に入れない場合、離婚のための心労は協議離婚に比べると色々書類を揃えたり手続きに行かなければならないので大変ですし、申し立てをした後も夫婦双方で話し合いを行っていく事になるので協議離婚とあまり大差がありません。

また、調停離婚では相手とやりなおす事を勧められる可能性もありますし、決着がつくまでに数か月かかる場合もあるため、時にはイライラしたり怒れるような事があるかもしれません。

裁判離婚は長期戦を覚悟で

裁判離婚は裁判で取り決められた事柄について強い法的拘束力がありますから、慰謝料・養育費・財産分与・親権などで争っていた場合でも一応ビシッと決着がつきます。

また、その後に養育費や慰謝料を支払わなければならない側がお金を支払わなかった場合には法的手段をとる事も可能ですし、その他の取り決めを守らなかった場合も同様です。

離婚したい側にとってはメリットが多そうな裁判離婚ですが、裁判離婚は決定的な離婚の理由と証拠が無いと不利になってしまう事があるのです。

そのためそういった証拠集めが必要になる事もありますし、裁判で不利になったりしないようにだとか相手との間に入ってもらうために弁護士を探して依頼をしたりなど、やる事がたくさんあります。

また、離婚裁判は決着がつくまでに数か月~1年程度かかる事が多く、とにかくさっさと離婚をしたいという人にとってはその期間が大変な苦痛となります。

更に離婚話を持ちかけたり裁判離婚になった時点で別居を始める場合、今まで家事の全てを妻に任せていた人は生活に不便を感じますし、反対に妻側は離婚の決意をした際に仕事を探して働き始めている人の方が多いと思われますが、早く経済的に自立をしなければなりませんから、定職に就いていなかった場合は就職活動もしなければなりません。

今までの生活に若干変化が生じる事も多々あるのでそれが精神的な負担となる事もあります。裁判離婚は時間も労力もかかってしまいますので、貴重な時間をある程度それに費やさなければならず、特に慰謝料を請求される可能性が高い側にとっては長らく悩みの種になってしまう事もあるでしょう。

離婚にかかる労力を最小限にする為に出来る事

裁判所を通さずに夫婦間での話し合いで解決する場合、相手がそれなりに話せる人ならば特に問題は無いかもしれません。お互いに離婚に同意をし、後は取り決めなどを書面でしっかりと証拠に残してから離婚届けを提出するだけです。

しかし実際はお金が絡む事なので離婚成立までに時間がかかってしまう事も多いものです。裁判所を通す気も弁護士に依頼する気も無い場合は、離婚に向けて気長に話し合いや決め事をしていくしかありません。

この場合、離婚時や離婚後にかかる労力を最小限にするためには、夫婦間の離婚時にした取り決めを法的に有効な公正証書として残しておく事が重要です。

いくらその場で約束をしていても、証拠も残さず離婚してしまえばその後に不履行があっても逃げられてしまって泣き寝入りとなってしまう事があります。

また、家庭裁判所などを通す場合は出来るだけ自分の望むような結果に終われるように弁護士を間に入れるのがおすすめです。面倒な手続きや相手との話し合いの際にも間に入ってくれるので、手続きの労力や精神的な負担も軽減につながります。

相手側が弁護士を入れてきた場合も同様で、自分に不利にならないための防衛手段として弁護士に依頼をする方が良いでしょう。