離婚後の生活費確保に有効な手段

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安定した収入を持つ配偶者との離婚を現在検討されている方にとって一番の不安となるのが、離婚後の生活費をどのように工面すれば良いのか?という点です。

実際のところ、専業主婦として結婚後、家庭内の様々な作業を切り盛りされてきた方ほど、定職を通じた安定収入を持つご主人との離婚には、こうした問題が常に付きまとってしまうのが実状と言えます。

専業主婦として働いていた方が離婚後に安定した生活費を確保する手段としては、大きく分けて3つ挙げられます。1つは、離婚後は自らが仕事に就き、働く事で収入を得るという方法。2つ目は、特に離婚する配偶者との間で子供を設けている方が実行できる、養育費を支払って貰うという方法です。そして、最後の方法が、生活保護などセーフティネットを活用するというものです。

3つの方法のうち養育費の徴収と就労による収入獲得という2つの方法については、当然ながら両立させて活用することももちろんOKで、仕事をしつつ、子供の生活費や養育に必要な費用を支払って貰うという選択肢も可能です。ただし、離婚する配偶者から必ずしも養育費を支払って貰えるとはいえず、現状では、離婚後を見据えて安定した定職を見つける為の就職活動やパートタイマーへの応募を実践するというのが確実な方法といえるでしょう。

離婚後の再就職先を探す方法と注意点

離婚後の安定した生活を実践するためには、必要最小限以上の収入を得る必要があります。賃貸住宅など居住スペースを借りるのであれば家賃に相当する額を稼ぐ必要がありますし、日々の光熱費や食費、遊興費や衣類などを購入する費用も当然ながら必要です。

このため、現実的な手段としては、正社員や派遣社員、パートタイマーとして仕事に就き働くという方法が最も手軽に実践できる物に当たります。

この時、看護師資格など就職に有利な資格を有している方であれば、その資格に対応した職業に就職するという方法がベストですが、資格を有していない方の場合は、一般的な事務職や接客業などが身近な職業に当たります。

本来であれば、安定収入を得るという意味でも正社員として会社などに雇用されるのがベストな結末ですが、現在では正社員だけでなく派遣会社に登録した上で、希望の仕事を見つけて働くといった手段を選ぶこともできるでしょう。

ただし、実際に仕事を選ぶ上で注意しておきたいのが、特にお子さんがいらっしゃる方の場合、家庭と仕事の両立を重視した仕事選びを実践した方が良いという点です。
がむしゃらに働けばそれだけ安定した収入を得られやすい反面、子供との私生活を一定レベルで保ちたいのであれば、自宅から近い職場や仕事を選んだり、時間的な自由度が高いパートタイマーなどを選ぶという方法も挙げられます。

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離婚後の子育て環境への配慮と注意すべきポイント

離婚後の生活は、離婚前の生活と比べ、劇的に変化しやすいというのが多く見られるケース。特に、これまでは子供と一緒に家庭内で過ごす時間が多かったにもかかわらず、離婚後は安定した収入を得る必要があるため、仕事に時間が取られてしまい、なかなか子供と接してあげられないというシングルマザーやシングルファザーの方も少なくありません。

実際のところ、こうした点も重視した上で離婚後の生活を想定した行動が不可欠で、特に思春期にさしかかる年代のお子さんを持っている方ほど、この点には注意すべきかもしれません。

離婚後の子育て環境を構築する上で配慮しておきたいのが、子供が健やかに成長できる環境であるかどうか?という点です。

ひとり親として仕事をしている最中は、実家や保育所など特定の施設に子供を預けて面倒を見て貰う必要がありますが、必ずしもその施設が子供にとって最適な生育環境であるというわけではありません。ですから、安易に保育所などを選ぶのではなく、子供の性格や希望に応じて環境を選んでいくのも重要なポイントの1つ。

最近では、勤務中のお母さんの子育てを支援する目的で、企業内や職場に隣接する形で保育スペースを設置している職場も増えているので、仕事を選ぶ段階でこういった就職先を率先して選ぶのも1つの方法に当たります。

また、ご両親の理解があるのであれば、実家に子供を預けて仕事に出かけるという方法もおすすめです。

離婚後の生活環境の探し方

既に離婚という結末に至った方はもちろんのこと、離婚が夫婦間の有力な選択肢として持ち上がっている離婚予備軍に当たる方にも事前の準備が必要となるのが、離婚後の生活環境の探し方について。

特に、どういった住宅に住むのか?は、以後の仕事や子育て環境にも大きな影響を与える可能性があるので、ただ単に家賃など費用面で選ぶといった方法は適切ではありません。

住む環境を選ぶ上でポイントとなるのが、家賃や職場までの通勤時間、保育所や教育施設が充実しているか?などが主要なポイントに当たります。
ただし、これらのポイントのうち、1つを重点的に採用して住む場所を選ぶのはあまりオススメできません。

例えば、収入が不安定だからといって安易に家賃の安い環境を選んでしまうと、周辺に学校施設や保育所が無かったり、通勤時間が多く取られてしまったりなど、様々な面で不具合や不便を被る恐れがあります。
それでも、安定した収入を得ることができるようになるまではあまり高い家を借りて住む事ができないという方には、公営住宅の活用が有効です。

民間のアパートやマンションの中には、単身世帯の入居を断っている物件も少なからずあるので、離婚直後の状況では、なかなか生活環境が見つけづらいという問題もある一方、市営住宅や都道府県が運営する住宅ではシングルマザーなど子育て中の単身世帯の入居を率先して行っている所もあり、こうした住宅を選べば、2LDKや3DKなど比較的ゆとりのある間取りの住宅を割安な価格で利用できる上、大抵の公営住宅の周辺には、スーパーや交通機関、学校施設などが充実しているので、収入や職業が安定していない離婚直後の生活環境としてベターな選択肢の1つです。

シングルマザー世帯を支える公的制度の活用

シングルマザー世帯の平均年収は300万円弱と、一般的な世帯の収入と比べても非常に少ない額で推移しており、こうした原因が子育てにも多大な影響を与えていると言われています。シングルマザー世帯の増加を受け、国などが実施する公共サービスも徐々に変化を見せており、単身親世帯を支える様々な公的制度が導入されています。

例えば、シングルマザー世帯のほぼ大半が受給できる制度として認知されているのが、児童手当制度や児童扶養手当制度です。これらの制度はいずれも、対象年齢に該当する児童や幼児を養育している世帯に対し、1人当たり数千円~数万円単位の一定額を手当として毎月支給する制度で、離婚直後や定職を持たないシングルマザー世帯であればほぼ確実に利用可能です。

また、シングルマザー世帯を対象とした一人親世帯における医療費の一部助成を行うひとり親家族等医療費助成制度や乳幼児や義務教育就学児童の医療費を助成する制度も、各自治体によって運営されており利用できます。

この他にも、単身親世帯への所得税の減免制度、国民年金や健康保険料の免除制度など税金の免除制度も提供されているほか、就職する意志を有し就職活動を行っているにもかかわらず安定した職業が見つからず定収を持たない世帯には、生活保護制度を用いた収入保障も提供されており、条件に合致すればシングルマザーの方も利用が可能です。

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